2013年春の日本での活動報告

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3月28日(木) 春日部西ロータリークラブの例会を訪問して、エイドフォージャパンの活動を紹介する 3月29日(金) 2013年の夏の英語合宿参加に興味があり、現在大学で教えているマーティンと面接。 3月30日(土) 清里の夏の英語合宿の場所、キープの下見に行く。 3月31日(日) 東京マラソンで走って、私たちのチャリティーのファンドレイジングをしてくれたデビッド、そして私たちのトラスティーの一人である早川純香さん、私 たちの活動を支援してくれているザックと私、合計4名で話し合い。 4月1日(月) 南三陸町近くにて、のぶこさん(44歳)と男子(12歳)と会う。彼女の妹さんが津波で亡くなり、孤児になった彼を御主人様と育てている。この御夫婦は、子供はいない。 4月2日(火) 仙台駅にて、オーストラリアから前夜帰って来たかなさんと会う。 その後、まりあちゃんの住む児童養護施設を訪ね、小学校が無事に終わり、6年生の成績表を見せてもらう。かなり良い成績で、性格もとても良い、とのコメント。中学校の入学の準備のため、一緒に新しい靴を買いに行く。学校の新しい制服とかばんも見せてもらう。その後、妹のひろみ(当時38歳)さんを津波で亡くし、その娘さん(7歳)を育てている独身の荒さんと会う。彼の両親と同居。 4月3日(水) 仙台青葉地区のロータリークラブの昼の例会にて、私たちの活動の紹介のためのスピーチの時間を25分頂く。 このクラブの会員の家族は、夏休みの合宿での英国人ボランティアの人たちを1週間、無償でホームステイを引き受けてくださる。 その後、子供を4人夫婦で育てていて、姉(当時38歳)を亡くし、彼女の息子(15歳)を引き取り育てている男性と会う。 その後、石巻在住でコンビニを二人で経営していた両親を亡くした美智さん(24歳)と会う。彼女は、15歳の弟の後見人になり、生活を支えるため医療事務をして働く。 4月4日(木) 埼玉県のロータリークラブの、田中徳尚ガバナ ーにお会いするために浦和駅近くの事務所を訪問。 その後、夏の合宿の時に犬や馬と一緒に過ごすのだが、その団体関係者に会う、詳細を話し合う。 <感じた事> 東北の方々は、皆、他人の事を思いやって、他の人も自分よりも大変な体験をしているのではないか、と感じ、何も人に話をする事ができなかった。でも、私は英国在住でロンドンから来た、という事もあり、心を開いて話をしてくれたように感じる。話しながら、涙がポロポロの方もいらした。 これは、私たち団体がイギリス政府に登録されていて、英国から活動している、という強みを感じた。 今回お会いした方々は、真剣に孤児たちの将来を懸念して、精一杯の事をして明るい未来を与えてあげたい、と真摯に思っている方々ばかりだった。 この夏の合宿にて、このような方々の『横のつながり』ができるのは、とても嬉しい。 英国人ボランティアたちと皆で楽しく過ごし、良い思いでを作り、次は英国で再会できるようにしたい。 イギリスと日本のロータリークラブが、スクラムを組んでこれからも私たちの活動を応援してくださり、孤児たちを支援してくれる事に感謝。 <夏の合宿のボランティア> 英国人は、ロンドン大学で日本語を勉強中の女子学生たち、音楽家、サッカーのコーチ、アートクラフトが趣味の女子大学生です。 皆、自分たちで航空券を買って、日本に行きます。